高級パスタはコシが強くソースが絡みつく。
これはグルテンの結びつきが強く、表面にデンプンが付きザラザラしているため。
市販品はコシが弱く表面がツルツルしている。
グルテンの結びつきを強くするにはパスタを茹でる時に塩が必要。
しかし一般的なレシピの3倍の量が必要であり市販のソースではショッパくなる。
**普通のパスタを作る分には茹でる時の塩も大量の水も必要がなく(特に意味もなく)
**自作の減塩ソース&大人数分を作る時くらい?
そこで、市販品のパスタにコシの強さとデンプンのザラザラ感を出すには蒸しパスタ
以下、2016/05/08 日本テレビ「所さんの目がテン!」の内容
http://www.ntv.co.jp/megaten/topics/160508.html
5/8放送「パスタ」の科学 驚異の調理法・蒸しパスタの作り方(1人前)
[用意するもの]
フライパン
フライパンのふた(できれば透明で中身が見えるもの)
スパゲティ100g
水400ml
[作り方]
1: フライパンに水400mlを入れ強火で加熱します。
2: 水が沸騰したら半分に折ったスパゲティを入れふたをします。
3: しばらくしてフライパンの中が泡でみたされたら焦げ付かないよう中火にします。
4: そのままそのスパゲティのパッケージに書かれたゆで時間加熱します。
※加熱している間に水がなくなると焦げてしまうので、水がなくなりそうになったら少しずつ熱湯を足して調整する。
5: パッケージのゆで時間通りに加熱をしたら完成。
※加熱が終わった際に水気が多く残っていると蒸しパスタの効果が出づらくなります。水気が多く残った場合は弱火か余熱でスパゲッティ表面の水分を飛ばすとよりソースが絡みます。
[上手に作るために…]
まずは1人前で調理のコツをつかんでください。
2人前はパスタ200gに水600ml、4人前はパスタ400gに水800mlで調理できますが失敗しやすくなります。